静岡県公立高等学校PTA連合会

Shizuoka Public High School PTA

静岡県高P連の紹介

会長あいさつ(令和4年度就任時)



会長  三輪 高太郎

 令和4年度静岡県公立高等学校PTA連合会の会長を拝命いたしました三輪高太郎と申します。日頃は本会の事業にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 厳しい暑さが続いた夏も終わり、まだ残暑が残る毎日ですが、高校生のみなさんは、新学期を迎え新たな気持ちで通学し、本格的な学業、部活動となる時期かと思います。
 現三年生は入学時からコロナに翻弄され、自分たちが想像していた学校生活とは違ったこともあったでしょう。きっと保護者や先生方も同じだと思います。まだアフターコロナではなくウィズコロナが続きそうですが、かけがえのない高校生活を送ってもらうために、もう「コロナ禍だからしょうがない」というネガティブな考えを「コロナ禍だけどこうしよう」とポジティブにみんなが変えていかないといけないと感じています。
 さて、県高PTA関連行事においては去る6月1日に対面による総会と研修会が行われました。本研修会では、例年、PTA・保護者の資質向上を目的として、さまざまな分野の方に講演をしていただいております。今年は、高P連創立60周年という節目の年にあたり、過去から現在までを振り返り、これからのPTA活動の在り方について考えるための研修会といたしました。一昨年度からの新型コロナウイルス感染症、教育界ではGIGAスクール構想、新しい学習指導要領などの教育改革、また、世界に目を向ければロシアによるウクライナ侵攻など、世界全体の政治・経済はもちろん人々の生活が大きく変化しています。そして、子供たちの学校生活や家庭生活においても、様々な課題が生じ、お悩みを抱える保護者の方も多いと思います。そのような状況を踏まえ、「アフターコロナ時代の家庭と学校を考える」というテーマを設定し石川結貴先生による基調講演『アフターコロナがもたらす子供のスマホ危機』とパネルディスカッションを行いました。講演の中では高校生の3人に1人は一日五時間以上インターネットを使っているという話があり、1年で換算すると2か月間にもなるということに驚かされました。コロナ禍の中で、動画視聴やSNS、ゲームなど長時間化しているようです。スマホを与えている保護者としてもどんなアプリを使用しているかを理解し、子供と時間の使い方についてしっかり話し合う必要性を感じました。パネルディスカッションでは3人の前PTA会長がなかなか顔を合わせることができない中、工夫をしてPTA活動をしたことや、保護者も時代に合わせてデジタルツールに挑戦しないといけないとのお話もありました。久しぶりの対面での開催ということもあり盛況のうちに終えることができました。
 私と高P連との関わりは、浜松北高校PTA会長を務めた後、小山・関二代の会長の下、副会長を務め、本年度で4年目となります。ここ2年間はなかなか活動がままならないこともありましたが、我々も試行錯誤しながら生徒の健やかな成長とPTA活動の更なる充実と発展のため全力を尽くす所存でございます。そのためにも皆様のご理解とご協力を仰ぎつつ高P連役員一同が一致団結して本会の運営に取り組んでまいりますので、今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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