東海地区高P連大会開催される


六月十八日(木)岐阜市民会館において、東海地区高P連四県による総会及び研究協議が開催された。時節がら雨模様の天候であったが、1600余名(本県から350名)の参加者があり盛大に行われた。
 総会では、事業・決算報告、役員の改選並びに事業計画・予算案審議が行われた。本年度東海地区高P連会長には、岐阜県高P連会長杉山利夫氏、副会長には、西原茂樹静岡県高P連会長他二県の会長が承認された。また、その他本県から理事に、
 山 口 茂(県高P連副会長)
 豊岡 武士(県高P連副会長)
 遠藤 亮平(県高校長協会長)
監事に
 鈴木 敏弘(県高P連副会長)
代議員に
 佐野 裕克(県理事―富士宮西高校PTA会長)
 三井 雅春(県理事―相良高校前 PTA会長)
 山本 直英(県理事―三ケ日高校 PTA会長)
が選出され承認された。
発表する相山氏
 引き続いて行われた研究協議会では、四県の代表者がそれぞれのテーマに基づき発表を行った。本県からは県立修善寺工業高等学校前PTA会長相山幸利さんが、「家庭教育とPTA|工業高校におけるPTA活動…学校行事を通して子どもを理解する…」をテーマに実践発表を行った。パワーポイントによる発表でわかりやすく好評であった。
 ※研究協議会における発表についてこれまでは各県の代表四校が発表していたが、来年度からは全国高P連大会で発表する二県とすることが理事会で決定した。
 
 
 


発言要旨


修善寺工業高等学校
前PTA会長 相 山 幸 利
1、 本校の概要
創立当初は農林学校として開校し、その後、高度成長期を迎える昭和三十一年に工業高校に改組され、以来今年で創立六十八年を迎えます。現在の学科は、機械科・電子機械科・電気科・情報技術科・建築科の各学年五クラスで、生徒定員六百人の県内においては比較的小規模の学校です。特徴的な部活動として、郷土芸能部(和太鼓を中心とした天城連峰太鼓)・レスリング部・自転車競技部などがあり、各部とも全国レベルを上げています。
 
2、 PTAの組織と構成
本部役員十五名、専門委員(補導・会報)(研修・交流)(行事・厚生)各二〜三名で構成されています。また、地域を十六支部に分け、各支部は支部長および五名〜七名の各専門委員からなっています。
 
3、 家庭と学校(地区懇談会)
本校では六月中旬より七月初旬までPTA地区懇談会を行っています。毎年、全十六地区において懇談会を実施し、毎年全体平均で70%近い出席率を得ています。
 懇談会には校長・教頭および地区担当の先生が参加し、PTA本部役員が主に本会の運営を行っています。全体会では先生方から学校の現状の説明があり、その後学年別(六〜七名程度)に分かれ、一時間半程、先生と保護者が膝を突き合わせて本音で話し合います。出席者は母親が中心になっていますが、年々父親の参加も増えつつあり、。学習や生活面、部活動、進路について非常に活発な話し合いがなされています。
〈事後アンケートより〉
・子供と向き合っているつもりでも、時には見えてこない面があり、親としては子供と距離ができてしまった様に感じたりするものですが、同じ立場から話し合うことにより、不安も安心に変わったりするものだとおもいました。
・学年別に分かれての話し合いも、親の思いが先生に、先生の考えが親に伝わる良い機会だったと思います。親と学校(先生方)が協力し合って子供達を見守っていきたいと思います。
・学校の方針がよく理解できて、親子の話し合いの参考になりました。また、他の家庭の話を聞きながら、自分の子供の悩みも相談できたことは非常に有意義でした。
 
4、 学校行事とPTA活動
(1)修工祭(文化・体育祭)参加
 毎年十月初旬に行事が組まれるので、PTAは前日の午前より模擬店の準備をし、焼きそば・焼き鳥・バザー等の販売活動を行います。特に昨年度は、本校において近隣四高校合同による産業教育フェアが同時開催されたため、多くの保護者の協力によって活動がなされました。役員及び保護者の支援人数は約160名で、焼きそば1,500食・焼き鳥2,000本・バザー11,100品を完売し、収益は生徒の部活動関係援助費に充てています。
 
(2)
マラソン大会支援(十一月中旬)
 平成十三年度までは、「天城マラソン大会」と称し中伊豆の自然の中を男女共に二一・八dのコースで実施していましたが、平成十四年度より交通規制や安全面など諸事情によりコースを変更して実施いたしました。PTAとしては毎年、当日の交通指導や豚汁サービスを行い、約百四十名の支援者を得ています。この大会を通して、子供も親も一つの気持ちになれたこと、これこそが本当の親子の絆ではないかと感じました。
〈事後アンケートより〉
・立っているだけでよろけてしまうほど風が強く、終わる頃には体が冷え切ってガチガチになってしまいましたが、マラソン後の温かい豚汁は冷え切った体にとって嬉しいご馳走になったと思います。
・生徒は最後まで走ったという充実した顔をしていて、応援している方も嬉しくなりました。
・まじめに走る生徒達の姿勢はすがすがしく、飲み物を受け取る時に「ありがとう」「いただきます」と言う言葉に感動しました。一生懸命に誠実にやり抜く姿勢はすばらしかったです。
 
(3)
PTA研修旅行
 PTA会員の相互の親睦を深めることと、進路指導研修を目的に毎日十二月初旬に実施しています。
十四年度は神奈川県の大学及び工場見学を行いました。実際に施設を見学できたことは、子供の進路を決める上で非常に役立ちました。
 
(4)
ものづくりハウス「創造・夢工房」の建築
 平成十二年度より本校は「特色があり、子供達にとって魅力のある学校にしよう」と『修工は動きます』をキャッチフレーズに八項目の目標をかかげ行動しました。その中でも「ものづくりで人づくり」を実践すべく、生徒の力でものづくり専用施設「創造・夢工房」(ログハウス風木造平屋健五七、九六h)を建築しました。
 本校の前身は農林高校であったため、今も演習林を所有しており、その間伐林を一部利用しての計画のため、PTAも後援会・同窓会と協力をし、間伐林の切り出し作業に参加しました。
 学校は建築に関する諸行事等一連の流れを生徒に経験させるべく計画し、その中でPTAとしては文化祭行事の一環として、地域の方々を交え「創造・夢工房」の看板除幕式と大工棟梁による上棟式・木遣り・餅まきを盛大に行いました。完成後は放課後の課題研究や、地域中学生のものづくり講座等に開放しています。
 
5、 おわりに
PTAと家庭が手を結ぶ活動は年間を通して大勢の保護者の協力のもとになされています。高校生になること、なかなか子供達の学校生活ぶりを見る機会が少ないものです。その中で様々な行事に参加することによって子供の成長を感じることができ、PTA活動を通じて共通の話題をもって共育(ともに育つ)親になれたのではないかと思っています。

 


全国高P連 総会 ・評議員会開催される

六月二十九日(日)午後、全国高P連総会・評議員会が東京虎ノ門パストラルにおいて同時開催された。会には本部役員および各県高P会長・局長ら百十七名が出席した。
 議案は、
平成十四年度事業報告、決算報告
第五十二回全国大会(北海道)決算報告
平成十五年度役員選任
平成十五年度事業計画案、予算案
組織改革特別委員会答申
これらについて審議が行われ満場一致で承認された。
平成十五年度役員は、
 会  長 渡 邉 綾 子
     (広島県高P連会長)
 副会長 仲 田 弘 毅
     (沖縄県高P連会長)
 副会長 舟 木 正 博
     (秋田県高P連会長)
 専務理事 藤 井 久 丈
     (富山県高P連会長)
 常務理事 高 橋   究
     (島根県高P連会長)
が選任された。





 
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