交通安全教育指導者研修会
            体育保健課

 
暴走族に関する講演をする土手氏

 七月三日(木)、掛川市にある静岡県総合教育センター「あすなろ」において、公立・私立高等学校等の交通安全担当者一四九名が参加して、平成十五年度高等学校交通安全指導者研修会が開催されました。
 午前中は、県警交通部交通指導課補佐土手道雄氏から「暴走族の現状と根絶に関する条例について」というテーマで講演をいただきました。

 県内の暴走族の実態、暴走族と暴力団との関係、今年制定された「暴走族根絶条例」の内容についてお話を聞いた後、暴走族加入防止ビデオ「ある少年の死〜後悔する前に〜」を視聴しました。広島県で実際にあった話の再現ビデオで、暴走族から抜け出そうした少年が最後に事故でなくなってしまうというストーリーです。息子を亡くした母親が実際に登場し、暴走族に引き込まれていく息子を制止できなかった後悔の念を元に、暴走族の恐ろしさを訴えるものです。このビデオから、教師・保護者は、生活面で様子がおかしい生徒がいた場合、安易な方向に流れないように声をかけると共に、よくないことは絶対にしてはいけないという毅然とした態度でのぞまなければならないことを再認識しました。
(感 想)
「ふとしたことから暴走族に入っていく少年は誰にでもあてはまることだと思う。また、警察の方のお話も現実にある事として身につまされました。」
「子を亡くした親の気持ちを訴える内容で、是非、教師、生徒のみならず、保護者にも見てもらいたいと思った。」
 午後は、「危険予測トレーニング演習の進め方」というテーマで、全体説明の後、グループごと危険予測トレーニングを行ないました。
 「危険予測トレーニング」とは、下のような一枚の絵または写真を見て、危険を予測し、その回避方法について話し合うもので、事故防止のための有効な教育方法として、自動車教習所でも実際に行なわれています。今回は、ロングホームルームを想定して、教師が生徒になったつもりで、次のような手順で演習を行ないました。

危険予測教材
「次はどうなる?」
(文部科学省制作)
 

(1) どのような交通状況か。絵を見て交通に関係した要素をすべてあげる。
(2) どのような危険が予想されるか。考えられるものすべてをあげる。
(3) 最も起こりやすく重大な危険を選ぶ。
(4) その危険を回避する方法をできる限り多くあげる。
(5) 最も適切な回避方法を選ぶ。
(6)安全な行動について討議する。

班ごとの危険グループ演習
 六名ずつのグループでは、活発な話し合いが行なわれ、最後に、グループごと発表し、まとめとしました。
(感 想)
「危険予測トレーニングは、生徒も楽しみながら学習できそうなので、良い方法だと考えられる。」
「生徒に自らの行動を気づかせ、なぜ危険なのか、なぜ回避しなければならないのか、自分が実践できるのはどのようなことかを気づかせる形式の重要性を認識しました。」
「多人数で話し合うと一人では気づかないこともわかる。大切なことであり、有効な方法だと感じました。」




 
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