あいさつ

静岡県公立高等学校PTA連絡協議会 会長 西原 茂樹
先日、テレビ討論会に参加しました。「静岡の学力は大丈夫か!」と題して一時間半にわたってトークバトルが行われました。教育評論家の和田秀樹さん、県高校長協会長の遠藤亮平先生など教育関係者や塾関係者などです。異色なのは、テレビでおなじみの田嶋陽子さんと私です。その中で「先生の年齢が上がっている!いくら指導力があった先生でも、年齢で子供はついてこない」という指摘がありました。
考えてみると、私たちの子供のころの先生は若かったように思います。これはたしかに大きな問題です。塾や予備校に魅力があるのは「先生が若い」からかもしれません。もっと基本に立ち返って考えれば、「子供を育てる年齢」の先輩や親を子供たちが受け入れやすいのだと思います。学ぶ前のことを含めて、何でも相談できることが大切です。
前置きが長くなりましたが、PTAは子供たちの教育環境をよくするための組織です。
そのために、今力を入れていることやこれから力を入れたいことを紹介します。
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万が一の事故などの時に少しでも精神的経済的負担を軽くするため、「安全振興会」の充実や昨年度全高P連が設立した賠償責任保障制度に生徒全員の加入を進め賠償責任事故から守ることなどに力を注いでいます。地味なことですがとても重要なことです。 |
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交通安全にも積極的に取り組んでいます。昨年度の全国高P連大会で、交通安全教育に力を入れていくことが確認されました。特に自転車のマナーの悪さは常に指摘されています。そのため、一昨年からPTAの事業として国の緊急雇用対策事業を活用し、県下七十校に「学校交通指導員」を配置し交通事故の減少に効果を上げています。今後とも、教育委員会と連携して積極的に交通安全教育に取り組んでまいります。 |
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たばこやエイズそして薬物乱用など子供の心身の健康に関する対応です。受動喫煙防止への努力義務が盛り込まれた健康増進法の施行により、たばこについての社会の取り組みは一気に厳しくなってきました。
今後は、エイズや薬物も含めて啓発を更に進めていきます。そのためには、PTA・教育委員会だけでなく医療福祉分野の皆さんとの連携を行政に働き掛けていくつもりです。 |
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本年十一月、フリーター対策として、職業観について親に学んでもらう機会を設けます。これは、静岡労働局と連携して、子供たちの将来について親も一緒に考えてもらおうという試みです。高校を出て就職、大学へ行ってから就職、どちらもフリーターが増加しています。学力が大切なことはもちろんですが、「職業観」について子供たちと一緒になって考えてみます。 |
県内の公立高校は少子化で生徒が大幅に減少する中で、これから統廃合や組織改革が大胆に行われます。生き残りをかけて学校存続問題が語られます。この流れは変えることはできません。しかし、その際に重要となることは「子供たちの教育環境を向上させる」という私たちPTA本来の目的です。
今の子供たちにとって、何が必要か。学力は、生きる力は、職業観は、といったさまざまな問い掛けに、親として、単位PTAとして考えていただきたいと思います。総会のときにシンポジウムを行いました。これからも重要な課題については、皆さんと一緒に課題を明らかにしながら考えていくつもりでいます。
今後とも、PTA活動にご協力とご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。
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