平成十四年度
PTA指導者地区研修会 県下十一会場

三島・田方地区

七月四日(木)
  於 ひぐらし会館  参加者 百三十名

 

一 研修テーマ

「学校週五日制をどのように生かすか」

○テーマ設定の趣旨
 平成一四年度から完全学校週五日制が導入され、平成一五年度の新入生からは学年進行で「新学習指導要領」に基づいた新教育課程が導入される。教育はまさに転換期を迎えている。今春より完全学校週五日制が実施され、まもなく二ヶ月半が経過しようとしている。保護者・教員ともに関心の高い今こそが、この新しい取り組みの将来を考える絶好の時期であろう。現在の各校の取り組み、あるいはご家庭でのこの数ヶ月での変化等、情報を交換し合い、今後の「学校週五日制」をより実りあるものにしていきたい。

 
二 全体会
  開会のことば・趣旨説明
  伊東高校P会長    久保田康正
挨 拶
  県高P連事務局長   兼子 護
  三島北高P会長    西海 尊
  三島北高 校長    山田 勝造
PTA指導者研修会報告
  伊東高校P会長    久保田康正
宣 言
 「3プラス1ない運動」
   三島北高PTA会長
             西海 尊志
講 演
 「高校生を取り巻く
      環境の変化」
  ベネッセコーポレーション
             五十嵐清隆

 
三 分科会
  第一分科会
 「食生活について」
  司会 伊東商高P会長 杉山 利郎
  助言 伊東商高校長  木村 忠夫
  報告 伊東商高P役員 内田 典子

三島・田方地区研修会・全体会
 
 話し合いの始めに、伊東商業高校養護教諭の萩原先生から、食生活について朝食を摂らなかったり、清涼飲料水を飲んでばかりいると、ペットボトル症候群になり塩分の摂りすぎ、ビタミンやカルシウムの不足などから、低体温や肥満を引き起こす事になる。必ず、朝食を摂らせ、昼食には、お弁当を作って持たせてほしいという話がありました。
  参加者は、母親が多く活発な意見交換がなされました。「子供一人では食べさせないようにしている」「一日一回は家族全員で食べるようにしている」「週に二〜三回は親子で話し合いながら食べるようにしている」なかには、「大学生活に備えて週に一回は、夕食を作ることを勉強させている」など、さまざまな家庭で、それぞれ工夫されているようすが報告されました。まとめとして、子供と一緒に料理を作り、家族そろって食卓を囲んで食事を楽しむことが大切であると、締めくくりました。
 
 
第二分科会
 「アルバイトについて」
  司会 伊東高P学年部長 森野 光晴
  助言 伊東高校長    島崎 眞一
  報告 伊東高P副会長  金川 真弓
 学校週五日制に関して、アルバイトの規則を学校側が見直すことはない。従来どおり、高校生は学業が本分であり長期休業中のみ、家庭の同意、学校の許可があれば、成績が不振でない限り許される。しかし、現状では学校の許可を得ないで、アルバイトをしている生徒も多いようである。
 アルバイト自体は、内容やその収入の使い道が分かれば、社会の厳しさやルールを知り、将来を考える良い機会であると、大半が肯定的である。反面、高校生としての本分を忘れたり、その収入で安易に欲しい物を手に入れることを懸念する声もある。
 今後、学校週五日制を生かしていく上でも、遊んでしまうよりは、時間を上手に使うという観点で、家庭の責任で、土日のアルバイトを学校に許可してもらいたいという意見も出された。
 
第三分科会
 「部活動について」
  司会城ヶ崎高P副会長  高羽  勇
  助言城ヶ崎高校長    渡邊 忠昭
  報告城ヶ崎高副会長   斉藤  望

三島・田方地区研修会・分科会
 
 学校週五日制となってからの部活動は、「以前とあまり変わらない」という意見が多かった。良い点としては、「社会人のOBの指導を受けやすくなった」「アウトドアの運動部の場合、二日間練習があるので、雨の影響を受けにくくなった」「土曜に部活して、日曜は休めるので、ゆとりが生まれた」という意見が出た反面、「練習時間が増えても、ただダラダラやっているように見える」「部によっては、平日の練習も遅くまでやっているのに、土日も練習するので、かえって大変になった」「対外試合の日数が増えて、遠征費等の経済的負担が増えて大変になった」「土曜に公式試合が組まれることが多くなったので、前日の練習を十分にして試合に臨めなくなった」などという意見も出された。
 部活動一般の問題としては、少子化により生徒数が減少し、廃部や休部が増えたり、専門ではない顧問が部活動を指導せざるを得ない現状が報告された。解決策として、地域のクラブチームへの参加や、高体連・高文連に登録することによって一人でも活動が出来る方法があることを提案された。
 
 
第四分科会
 「学習について」
  司会 熱海高P会長  中澤 洋介
  助言 熱海高校長   小澤 文郎
  報告 熱海高副会長  杉山 圀雄
 学校週五日制の実施に伴っての各校の取り組み、家庭での学習の状況について話し合いが行なわれた。各校の取り組みについては、ほとんどの学校で「土曜講座を開講した」「補習講座や進学講座、就職のための資格講座を行なっている」などの意見が出された。
 家庭学習については、「子供の学習時間が短い」「以前に比べて短くなっている」「親子の対話を多く持ち、勉強の必要性を伝えたい」「自ら学ぶ事の大切さが理解できれば・目標に向かって達成しようとする意欲が出る」などの意見が出された。
 助言者から、「周りが子供たちをサポートし、環境を整えていく必要がある。学習した事が統合化されて社会に出たときに解決する力を身に付ける」との指摘もなされた。

 
四 全体会
  各分科会の報告
講 評
  三島北高 校長    山田 勝造

閉会のことば
  伊東商高PTA会長  杉山 利郎(次年度当番校)

 





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