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磐田地区
七月五日(金) 於 豊岡総合センター 参加者 一六三名
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全体研修テーマ
〜「週休二日制とPTA」〜 |
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全 体 会
一、あいさつ
二俣高等学校PTA会長
村松 敏彦
磐田地区校長会会長
内山 賢二
一、来賓あいさつ
公立高等学校PTA
連絡協議会副会長 鈴木 敏弘
一、県PTA指導者研修会報告
袋井商業高等学校PTA会長
永井 敏之
講 演 会
「感動をもたらす教育」(要旨)
講師
!テラバイト 代表取締役社長
高井 利久 先生
週休二日でのアイデアとして、土曜日の休日分をある期間にまとめて子供たちを外国に行かせて、現地の子供たちと生活させてみるということです。子供たちは狭い日本にいるよりも多くのことを学んでくると思います。経済成長率というものがありますが、これは労働生産性の伸びと労働力増加率の足し算なんですが、明らかに労働力はマイナスになりますので、成長率をプラスに持っていくには生産性を上げて一人が二人、三人分の働きをしなければなりません。そのために必要なことは工夫したり創造したりできる子供が必要なのです。今までと同じ事をやっていたのではダメで新しいことをやれる子供が必要なのです。将来的には世界に通用する、世界観のある発想ができる子供に育てていきたい。そのために子供を指導していくリーダー、教育者に必要な条件については、
・何かいいことを見つけてあげて声に出して本人を直接誉めてあげること。
・謙虚さを忘れないこと。
・向上心・向学心を常に持っていること。
・価値観と自分を奮い立たせる決意を持っていること。
・常識にかなった言動をとること。
・先が読める洞察力があること。
・世界観のある発想ができること。
以上を踏まえて未来を担う子供たちを育成していきたい。
第一分科会
「週休二日制と家庭教育」〈問題提起〉
磐田農業高校PTA会長
澤木 勝
学校週五日制は、家族とともに豊かな生活をして健全に成長する生徒と、家庭の事情から生活を乱していく者とに二分されていくことが危惧される。そうした中で家庭でするべき事としては、二つの方向性が考えられる。一つは子供を信じ、自主的な活動をして、どのように過ごすのかは子供自身に任せ、問題があれば話し合う方法である。もう一つは、保護者が家庭生活や子育てについて意図をもち、それに基づいて子供とレクリエーションや体験学習的な活動を提供し、共に時間を過ごす方法である。〈問題提起〉
二俣高校PTA副会長
石野不二夫
日本の企業が週休二日制に移行したとき、私たちも土曜日をどのように有効に使おうかと真剣に悩んだ経験がある。私は大人も子供も同じではないかと思う。自分自身で前向きに目標、目的を見つける、受け皿を自分で探すという姿勢がないと、週休二日をうまく効率的には使えないのではないかと思う。そのときに私たち保護者や先生が何らかのアドバイスをして方向性を示してあげるなどしない限りは難しいのではないかと思う。特に親子、家族の交流の時間が必要なように思います。しかし、この忙しい日本の社会で働いている大人が子供とかかわる時間をどのように作るかということは非常に難しい問題だと思う。〈問題提起〉
磐田北高校PTA副会長
松本 直希
土曜日、日曜日の過ごし方によって一年間過ぎると大変な差が出てきてしまう。その場合、我々親として家庭でどのように対処していくかが大事ではないかと思っています。いわゆる週休二日制でできた時間の有効活用を親と子供とどのように接しながら見いだしていくかが大事ではないかと思います。何よりも子供たちの未来のために、また成長のために親として何をしなくてはいけないかを考えなければならない。発言(意見発表) |
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部活動をやる子供は非常に忙しくなり、そうでない子供は時間をもてあましているという状況で、一年間過ぎると大変な差が出てきてしまう。 |

磐田地区研修会・講演会
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これからは高齢化社会とのことで、公共機関の清掃や、駅、公園、道路沿いの草木の手入れなど、子供の成長に応じた休日の過ごし方を考える必要がある。 |
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子供との触れ合いという面では、家庭で子供と接する時間をできるだけ増やし、接し方についても真剣に考えなければならない。 |
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<ま と め>
磐田南高校校長
内山 賢二
週休二日制でできた時間の有効活用を親と子供とどのように接しながら見いだしていくかが大事ではないかと思います。その中で子供たちがゆとりを獲得したということですが、ゆとりには物理的なゆとりばかりではなく、精神的なゆとりも必要です。また、生きる力をつけることは、従来の基礎・基本を徹底させることです。そして、体験を重視しましょうというのは総合学習的な要素で地域社会で体験をしまし
ょうとのことです。まだまだ週五日制については表に現れない問題が出てくるように思います。土曜日の過ごし方については保護者の皆さんの力を借りながら対応していきたい。
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第二分科会
「週休二日制と学校開放」〈問題提起〉
天竜林業高校PTA副会長
新木 輝辰
学校週五日制を生かすも殺すも、大人たちがどれほど知恵を絞るかにかか
っている。土曜日をどう使うかは、学校と保護者、生徒が納得して初めて成り立つものだ。部活動については単に休養日を設けるだけでなく、地域活動の参加、さらには地域スポーツクラブとの連携など開かれた学校づくりに連動する大胆な見直しが必要だ。〈問題提起〉
磐田南高校PTA副会長
堀内 昌文
住民に開かれた学校開放にするためには、管理運営面でさまざまな配慮や努力が必要になってくる。学校職員が管理者とあらば、学校に負担がかかり、学校開放は進まないだろう。住民や利用者による自主管理・自主運営方式ならば、運営委員会が設置されることになるが、民主的に選出された委員によ
って構成されることが大切である。地域一体となって誰でも参加できるという配慮が大切ではないか〈問題提起〉
袋井高校教諭
小杉 幸一
親も教員もPTA活動に関心を持つような方策が必要だ。
PTAは高校生に土曜日に何をさせようとしているのか。親子が一緒に過ごさない土曜日に家庭教育は望めない。ボランティア精神のない学校では学校での土曜日対策は何もできない。「土曜日はPTAの活動日である」このような考え方が一般になり、多くのP・Tが土曜日に何らかの形で高校生に関わっていくようになったなら、土曜日活用が多様なものになってくるであろう。発言(意見発表) |
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週休二日制に学校がどうかかわるかと考えた方が幅が広がる。学校開放というと物理的な設備の貸し出しをまず考えがちだが、週休二日制をみんなでどう支えるかという考えが大切である。 |
磐田地区研修会・分科会
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複数の学校間で生徒が一緒になって何かに取り組むという方法もある。その場合、学校主体でなく、自治体等、地域が主体になればよい。 |
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普段できないことを違う学校の生徒を含めて体験させたい。また、異年齢層との関わりが希薄であるので、関わりを持たせたい。 |
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<ま と め>
天竜林業高校校長
横山 洋
自由は自分らしく生きるための妙薬である。すばらしいことである。下手をすると毒薬になる。遊びほうけて自分を悪くしてしまう可能性もある。これは本人の自覚・意識の問題になる。そういう意味では妙薬になるように、その配慮を大人はすべきである。また、どのような過ごし方をするか大人自身が子供に示す努力をしていかなくてはならない。
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第三分科会
「週休二日制と地域社会」〈問題提起〉
磐田西高校PTA会長
石田 昌宏
学校と地域社会の連携として、体験活動・部活動・地域スポーツ団体・ボランティア活動・大人と共に学ぶ生涯学習・自治会活動への参加などが考えられる。このような活動を通して、子供たちへの「知力」・「体力」を養い、「生きる力」を育てることになる。キーワードは「自立」・「共創」・「共働」である。〈問題提起〉
佐久間高校教諭
鳥居 太郎
佐久間町、水窪町で青少年健全育成会としてボランティア活動を実施している。自治会、婦人会も加わって、地域一体となって年度当初、活動の場を探し、中学生、高校生の受け入れ人数、日時、場所、活動内容等を各学校に計画表を送付し、学校で生徒の参加希望を調査する。当日生徒は地域の指導者の下で活動に参加する。学校側は「参加カード」により活動状況の報告を受ける。以上のシステムである。大半の生徒が活動に参加しているが、参加しない生徒も若干いる。今後積極的な呼びかけが大切である。〈問題提起〉
袋井商業高校PTA副会長
山田 敏之
専門高校ということで、体験販売実習を計画。この実習を通じて自ら学ぶ姿勢や、たくましく生きる力を身につける。週休二日制を利用して、自分が販売する商品についての市場調査や商品知識・販売方法について地元の協力企業で研修を受けて、実際の商業活動の体験を通して商業の学習に意欲関心を高め、将来実社会で通用する態度や行動などを習得する事を目的とする。そして、地元商店街の活性化に貢献する。〈問題提起〉
袋井養護学校PTA会長
浅岡知恵子
「ボランティア養成講座」ということで、本校の子供たちについての学習、サークル活動、運動会、「袋養まつり」での地元高校生との交流を年六回から七回実施している。その生徒達の表情より、同じ年代同士の触れ合いの大切さを考えさせられた。子供たちの心や体に触れてもらうこと、共に楽しむ活動をすることが大切である。これが高校生たちにとっても自分自身の生き方を考える良い機会となったのも事実である。
発言(意見発表) |
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マスコミでもボランティアは強制か自主的か話題になっている。子供たちにとってまず体験が大切である。最初に大人がきっかけを与える必要がある。 |
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地域の団体が有機的に結び付く必要性を感じる。例えば地域の運動会、防災訓練等に高校生のボランティアを募集し、若い力と知恵を出してもらいたい。 |
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学校の特性を生かしたボランティアも可能である。例えば農業高校でスイカを育てて、実ったスイカを中学やスポーツ少年団に持っていくのも一種のボランティアではないかと思う。 |
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<ま と め>
磐田西高校校長
小林 哲雄
高校生は思っている以上にいいものを持っているので、きっかけを与えてやれば次は自分から進んで活動できる。また、高校生自身が学ぶ場を提供してやることも必要。公民館活動、社会教育講座に大人に混じって参加できるようにしたい。
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